ファンデーションも年々進化


美容の世界は常に進化し続け、その中でもファンデーションは特に目まぐるしい変化を遂げています。

春、ということで新作ファンデーションの季節が到来し、多くの人々が自分の肌に合った新しいファンデーションを探し始める時期となりました。

この季節の変わり目は自分のメイクルーティンを見直し、新しい製品を試す絶好の機会でもありますね。

ファンデーションの世界は、この20年ほどで劇的な変化を遂げていると思います。

かつては、パウダータイプのファンデーションが主流だったんですよね。若い方はピンとこないかもしれませんが。

ワタクシは若かりし頃はちょっとオイリー気味だったのですが、脂性肌にはパウダーファンデがぴったりだったことを懐かしく感じます。

マットな仕上がりと皮脂を吸収する効果は、当時の私にはとても合っていたんです。

そして時代とともに美容のトレンドは変化し、今ではリキッドタイプやクッションファンデーションが圧倒的な人気を誇っていますね。

この変化は、美容業界全体の方向性の転換を反映しているように思えます。

かつてはマットな仕上がりが好まれましたが、今では自然なツヤ感を重視する傾向が強くなっています。

リキッドファンデーションは、以前は扱いが難しいと思われていました。

均一に塗るのが難しく、厚塗りになりがちだという印象がありました。

ですが使いやすさなども進化をとげ、お肌になじみやすく、自然な仕上がりを実現できるリキッドタイプの人気がぐっと高まってきたのだと思います。

クッションファンデーションもまた、近年急速に人気を集めています。

携帯性に優れ、メイク直しが簡単にできるという利点が、忙しい現代人のニーズにマッチしているのでしょう。

さらに、クッションタイプは薄づきで自然な仕上がりを実現できるため、ナチュラルメイク派からも人気ですね。

そして最近ではファンデーションを使用しない選択肢を取る人々も増えています。

BBクリームだけで過ごしたり、日焼け止めに軽くパウダーをはたくだけというミニマルなアプローチを好む人も少なくありません。

もちろん、手軽にマットな仕上がりになるパウダーファンデーションも依然として多くのブランドから発売されており、根強い人気があります。

個人的な経験を振り返ると、最もメイクに力を入れていた時期がパウダーファンデーション全盛期と重なっていたことを思い出します。

あの頃は若かったなぁ(笑)、職場の先輩も皆パウダーファンデだった記憶があります。

いま現在の私はというとツヤのある仕上がりを好むようになり、リキッドやスティックタイプのファンデーションを愛用しています。

スティック?というと以外かもしれませんが、顔に伸ばしてあとはスポンジで軽く仕上げるだけなので簡単だったりします。

以前は舞台メイクアイテムでしかお見かけしなかったタイプですが、最近ではよくみかけるようになってちょっと嬉しいです。

このようなファンデーションの進化は、単なる製品の変化ではなく、私たちの美意識や生活スタイルの変化を反映しているのかもしれません。

より自然で健康的な美しさを追求する傾向や、忙しい日々の中で効率的にメイクを楽しみたいという願望が、新しいタイプのファンデーションの人気につながっているのでしょう。

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